インゴットの買取について
インゴットとは、金属を精製して一塊りとしたものです。
鋳塊(ちゅうかい)と訳される事もあり、金・銀などではのべ棒とも言います。
主に使用目的として製品の形状をしているわけではなく、製錬された金属をのちに圧延、鍛造と言った加工や再溶解を行うために作られており、目的によって様々な大きさ・形状に鋳造されたインゴットがあります。
一般的に厚板形のもの、なまこ形が多く、重量を優先して製造されているものがほとんどです。
近代の金属製錬においては、ほとんどの金属が鉱石から液体金属として取り出されるため、一度インゴットに鋳込まなければなりません。
形状によりスタンダード、Tバー、サウの3種類があります。
・ スタンダード:棒状のインゴット
・ Tバー:断面形状がT字の形をしたインゴット
・ サウ:お椀の形をしたインゴット
また、純度の成分の面から高純度地金(99.95%以上)、普通地金(99.7%)、合金地金に分類されます。
インゴットの表面には刻印がされており、
・ 金市場の公認マーク
・ 純金の品位表示
・ 重量の表示
・ 地金番号
等が記載されています。